ハイジの心で感じるままに

自然とともに、私を生きる。

マスクをしている人への恐怖と、人と溶け合う感覚

先日、Twitterを見ていると

こんな投稿が目に入りました。

 

「うちの娘が、小学校でマスクをつけなければいけないんだけど、お友達や先生の顔が見えなくて不安だから学校行きたくないって言ってます…」

 

この投稿を見たとき

「そうだよね…敏感な子はそう思うよね…」

 

と思いましたが、

そのときはそれだけで終わりました。

 

そして、今日、

ふと思いました。

 

「あ!あの女の子は私自身のことだ!」と。

 

私はマスクをするのがとても苦手です…

もちろん得意な人はいないと思いますが。

 

今まで、自分が苦しいから、

マスクをしている人たちを見るのが

同じように苦しく感じるのだと思っていましたが、

 

それだけではなかったみたいです…

 

「人の顔が見えないことへの恐怖」

 

が私の中に強くあることに気づきました。

 

小学生の女の子が

「お友達や先生の顔が見えなくて恐い」

と感じたように、

 

私も

「人の顔全体が見えなくて恐い」

のだと気づきました。

 

こんなにみんながマスクをするようになったからこそ、

 

私は人の顔全体の微妙な変化を読み取り、

コミュニケーションしていたんだなぁと

改めて気づきました!

 

目はすべてを物語る、

なんて言ったりしますが、

私からすると、

顔全体や雰囲気で捉えていた情報が

目だけになると、

情報量が少なすぎて恐くなるのです。

 

笑ってるのかな?

怒ってるのかな?

悲しいのかな?

楽しんでるかな?

 

と、

意識したことはなかったけれど、

顔全体から感じ取っていたみたいです。

 

たしかに昔から私は、

良くも悪くも人をよく観察する子で、

人の感情や考えていることを

察知してしまう性質があります。

 

人の声にならない感情を

その人の顔や仕草、言葉のニュアンスなどから

意図せずに勝手に察知してしまいます。

 

もちろんこれは悪いことばかりではなく、

 

「この人は笑ってるけど、なんかいつもと違う」

とか

「こう言ってるけど、ほんとは嫌なんだ」

とか

読み取れるからこそ、

こっそり声をかけると

 

実は………

 

なんてこともよくあります。

 

(ただ、この性質は時として、人に対する思い込みや色メガネをかけて人を見てしまう…ということに繋がったりするので、そこは意識して気をつけています。)

 

この性質のおかげで?せいで?

 

顔の変化を読み取れないマスクは、

私にとってとても不安を感じる要素の一つになるんだなぁと

感じました。

 

私はウイルス自体に対する恐怖や

感染者数などの数字に対する不安は

そこまで敏感に感じないのですが、

 

ウイルスへの恐怖の感情に支配されている人

その人たちの行動、言動に

恐怖を感じるのだと思います。

 

元々、

人と溶け合うように接したいという私の性質が、

人の恐怖に意図せずとも溶け合ってしまい、

知らず知らずのうちに私自身も恐怖の感情に影響されてしまう…

 

ということなのです。

 

溶け合う対象が空や風など自然だけだと思っていたのですが、

人や人の創り出す空間に勝手に溶け合っていたんだと

今回気づきました。

 

だからスーパーなどに買い物に行っても、

みんながマスクをしているという「恐怖」の空間に

無意識のうちに溶け合ってしまい、

「ここにいたくない」と思うんだなぁ…と。

 

けれど、だからといって

みんなにマスクがどうこう…

と言うつもりはありません。

 

みんなマスクをしたくてしているわけではないことや、

マスクをすることで安心感を得られる人もいることなど…

感覚や考え方は人それぞれ違うことは分かっているつもりです。

 

ただ、私のような感覚の人が世間には少なからずいる、ということ。

また、普通の子どもでも大人よりは敏感に

その感覚を感じ取ってしまう、ということ。

さらに、感覚が繊細な子であれば、

それが多大なストレスになるであろうこと。

 

こういったことを知っておいていただけると

少しは周囲の人への理解に繋がるかなぁと思ったので、

今日は書かせていただきました。

 

このご時世なので、こういった記事を書くのはだいぶ勇気がいります…

 

しかも感覚を説明するのってほんとに難しくて、

分かりにくかったり、

不快な気持ちにさせてしまったら申し訳ないです…

 

みんなそれぞれ感覚は違うけれど、

安心、安全に暮らせる日々を願う気持ちは

同じはずです。

 

そんな日が一日でも早く

戻ってくることを心から祈っています。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました☺️✨