ハイジの心で感じるままに

自然とともに、私を生きる。

誰かの幸せが私の幸せにすり替わっていることに気づいた日のこと

昨夜、仲良い友達とオンライン飲みをしていたときに気づいたこと。

 

友達と3ヶ月ぶりぐらいに話したので、

今の世間の状況やそれぞれの変化など

けっこう深い話をしたりしていて…

 

私が何に幸せを感じるか、

これからどうしていきたいか、

みたい話をしているときに

友達の言い放った言葉が衝撃的で。

 

「それってほんまにハイジさんの幸せなん?

なんか誰かの幸せに聞こえるんやけど?」

 

って………

 

一瞬えっ!?ってなったけど、

 

「あれ?もしかして誰かの幸せが私の幸せにすり替わってる?」

 

って瞬間的に感じました。

 

私が誰かの笑顔を見て幸せに思うことは

本当にそうで、

「幸せそうで良かったなぁ。私も幸せ。」

って心から思うんやけど、

 

みんなが笑顔でいてくれるために

できることをしたいって思うのって

なんかハイジさんの幸せと違うくない?

 

って友達に核心を突かれた感じがして

すごいビックリした。

 

そのあと、

 

「ほんまに自分が楽しいと思えることないん?ハイジさんが楽しいって感じて幸せやったら、周りも幸せにならんかな?それで良くない?もっと自分のためだけに生きたら?私なんて自分のことしか考えてないけど?」

 

って……

 

友達がかけてくれたこの言葉が

私の心にグサッと刺さって、

 

私の本当の幸せって何やろ?

 

って考えた。

 

小さい頃から、

自分の幸せより家族の幸せ、

私という一人の幸せより集団の幸せ、

 

それを優先せざるを得ない状況だったから、

誰かの幸せは私の幸せ。

みんなの笑顔が私の幸せ。

 

そんな風に当たり前に思いすぎて、

そこを疑ったことはなかったから、

友達の言葉がほんまに衝撃的やった。

 

 

良いとか悪いとかじゃなくて、

そういう状況で生きてきただけで、

それに落ち込んでるとかではないんやけど、

 

なんか

人生で私の幸せやと思い込んでたことが

一瞬で消え去るというか

崩れ去るというか…

 

あれ?

これからどうやって生きていったらいいんやろ?

私だけの幸せって何?

 

ってなんだか急に道が閉ざされたみたいな気持ちになった。

 

誰かの幸せと

私の幸せがすり替わることって

ほんまにあるんや…

 

なんか他人事みたいに思ってたんやけど、

誰かのために生きてる私

がおったことに気づいた。

 

友達がかけてくれた言葉を聞いて、

「人の幸せが自分の幸せになることってないんかな?それも一つの幸せやと思うんやけど…」

ってとっさに返すあたりが、

 

人の幸せと自分の幸せがすり替わってる世界に

生きていることの証拠なんかもしれん…

って思った。

 

友達にはめちゃくちゃ感謝してるんやけど、

なんか今まで散々頑張ってきた「私」が

白紙になったような気がして…

 

前の私やったらこんな状態になったら、

生きる意味を失うぐらいすごく落ち込んでたと思うし、

今まで偽りの人生を生きてきたみたいな自分が

嫌で嫌でしょうがなかったと思う。

 

今は、

どうしたらいいか途方に暮れる気持ちがないわけではないけれど、

 

それでも、

私が出会った大切な人たちが教えてくれた道標を頼りにして、

「本当の私」探しができる気がする。

 

そう前向きに思える私になれたからこそ、

その友達が気づかせてくれる出来事が起きたんかなぁって。

 

今までの過去は私をここまで生かしてくれた

大切な要素として受け入れること。

 

そして、これからの私は

その過去とは一切関係なく、

私のための人生を歩むこと。

 

それが大切なことなんやと思う。

 

誰の幸せでもない、

自分だけの幸せを。

 

誰かのためじゃない、

私のための人生を。

 

友達の言ってくれた一言で

人生におけるめちゃくちゃ大切なことに

気づかされた。

 

ほんまにありがとう。