ハイジの心で感じるままに

自然とともに、私を生きる。

感情の振れ幅を小さくしたい?

前回の記事から本当に色々気づくことがあったのですが、

今日は、人の持つ「感情の振れ幅」について私なりに感じたことを

書いてみようと思います。

 

さっそくですが、

みなさんは感情の振れ幅は大きいほうですか?

 

大きい、小さいにも人それぞれの感覚があるので

簡単に比較することはできませんが、

感情の振れ幅が大きい人は、その感情を自分でコントロールできず、

振り回されてしまうことが多いかもしれません。

 

何を隠そう…

私もかなり感情の振れ幅が大きい人です!笑

 

ずっと私のブログを読んでくださっている方は

それを知って読んでくださっているのかなぁと思いますし、

本当にいつも感謝しています☺️💕

 

 

私のように感情の振れ幅が大きい人は、

簡単に言うと小さい人より

喜怒哀楽の感情を何十倍も感じているんじゃないかなぁ

と思います。

 

どちらが良いとか悪いの話ではなく、

ただ、そういう性質である、というだけです。

 

嬉しいことは、人一倍嬉しい!

楽しいことは、テンションだだ上がり!

綺麗なものは、人一倍綺麗だと感じる!

 

これは一般的に

ポジティブに捉えられることかなぁと

思います。

 

けれど、もちろん人が持つ感情は

これだけではありません。

 

哀しいことは、人一倍哀しい…

怒りを感じると、誰よりも許せない気持ちになる…

人を羨んだり、憎んだり、妬んだり、

こういった心の中に生まれた感情は、

その激しさに人が変わってしまうほど

自分の心を強く支配する…

 

そうなんです!

 

こういったネガティブと捉えられる感情に

時として翻弄され、

瞬間的に自分の生きる世界の色を塗り替えてしまうほど…

 

つまり、

人によって感じ方の差はあると思いますが、

 

気分が上がるときには、

天にも昇るような幸せな気持ちを感じ、

逆に下がるときには、

独りきりの真っ暗闇にドーンと突き落とされるような

苦しみを感じる…

 

それが

感情の振れ幅が大きい人が

経験しやすいことなんじゃないかなぁと思います。

 

私が実際そうなので。

 

しかし私の場合は、怒ることはあっても、

憎しみや恨みのような強い感情が人に向くことは

ほとんどありません。

 

それは人を大切に想っているからだと認識しているのですが、

その代わり、人に向けることのできない刃が

容赦なく私に向けられます。

そうやってたくさん自分自身のことを傷つけてきたんだなぁと今なら分かります。

 

 

ここで大切になってくるのが、

「自分の中で湧いてくる感情は、止めることはできない」

ということです。

 

よく、

「感情をコントロールしましょう」

とかって言われますが、

私はそれは無理だと思います。

 

だって、感じるものはしょうがないし、

感じることを

「もうちょっと弱く感じよう」とか

意識してできるものではないからです。

 

 

「感情をコントロールする」

という意味で唯一できることは、

「感情を思考で抑え込む」

ことだけだと思います。

 

感情の強弱を自由に操ることは不可能です。

 

感情を思考で抑え込むということは、

感じたらダメだ、とか

感じる私は最悪だ、とか

自分自身を否定することにつながります。

 

 

本来であれば自分がすでに感じてしまっている感情をなかったことにする、無視する…

 

そうして人に合わせたり、

普通の生活を送るのに支障がないように

間違った感情のコントロール方法を

身につけてしまうのだと思います。

 

本当にこうやって文章を書いていても、

「なんて私にひどいことをしてたんだろう」

と今なら思うのですが、

恐らくそうしなければ社会や人間関係の中で

生き延びてこれなかったからです。

 

 

けれど、

すでに感じてしまっている感情を

なかったことにすると

いろんなことがおかしくなってきます。

 

それは体に表れたり、

精神的な病として心を蝕んだり、

何をやってもうまくいかなかったり、

人間関係がうまく築けなかったり…

 

本当に言葉では言い表せないほどの

辛い思いをたくさんすることになります。

 

 

しかし、今なら分かります。

感情を抑え込むのではなく、

感情を受け入れてあげることが必要なのだと。

 

喜怒哀楽すべての感情を

「私はそう感じたんだねぇ」

と、自分の心に寄り添い、

どんな感情も許し受け入れること。

 

そして、その感情をしっかりと最後まで

感じきってあげること。

 

それが本当に大切なことなんです。

 

そして、それが一番難しいことでもあります。

 

 

どんな感情でも許す、

ということは言葉で言うのは簡単ですが、

人はいろんな感情を持っているので、

自分の見たくない感情も見なければいけないから。

 

そして、その激しさや強さと向き合う覚悟がなければ

本当の意味ですべてを許すことはできません。

 

私もまだまだすべてを許す境地には至っていませんが、

自分の感情と見つめ合う中でとても大切なことに気づいたので、

忘れないようにここに書いておきます。

 

 

さまざまな感情に

「美しい」も「醜い」もない。

すべて、人間が感じる豊かな感情なのだから。

 

 

すべては人間に与えられた素晴らしい感情であり、宝物であると思います。

それがたとえどんな感情であっても。

 

このことを忘れず、

私が持つ感情を許し、受け入れ、愛することができるよう

これからも生きていこうと思います。

 

長文を最後までお読みいただき、

ありがとうございました☺️