昨日の夕暮れ、
カーテンを閉めようと窓際に行ったとき、
ふと外を見た。
とても静かな宵待ち時、
ピンクに染まった美しい雲が
風と一つになった鳥のように
暮れゆく空を飛んでいた。
綺麗すぎてしばらく見とれてしまった。
私が感じたこの想いを残したくて、
外に飛び出て写真を撮った。
この写真は派手なわけではない。
私以外の人にとって
何か特別な意味を持つものでもない。
けれど、
なんてことない日常の
なんてことない夕暮れに
私の心が動かされたこと
を切り取って
保存しておきたくなった。
自分の心が
幸せな気持ちに動かされること、
こんなに嬉しいことはないなぁ。